節電をたのしむヒト・たずねある記 あそびコゴロと節電と。

明石海峡を望む丘の町にお住まいの黒谷さまは、阪神大震災の語り部として活躍される一方でエコの語り部としても精力的にご活躍中です。 公私共にエコライフを実践されている黒谷さまに、節電のポイントをおうかがいしました。

黒谷さま

今回おうかがいした方

神戸市垂水区在住 黒谷さま

阪神大震災で被災された体験を修学旅行生などに話し伝える「語り部」として活動中。一方で経済産業省・省エネルギー普及指導員として、国や地域のエコ活動の普及・推進にご活躍されています。

防災とエコは、つながっている。

私は、阪神大震災の語り部をしているんですが、エコって、防災の要素も含むと思っているんですよ。少し前に広島県の高齢者施設が大雨で流された惨事が起きましたけれど、よく見ると施設の周囲が針葉樹ばっかりで。 広葉樹がなかったのね。根を深くはらない針葉樹だけだと地滑りが起きる。環境を大切に考えることって、実は防災にもつながっているんです。
エコについてとか省エネについてとかだけじゃなくて、これからの自分たちの生活していく地球とか、生活環境とかを考えていくと、ふとしたことで、自分たちがこうやってていいのかな、こうできないのかなという思いが、いっぱい出てくると思うんですよ。だから、私は、エコのポイントというよりは「生活の知恵」として、地域の人たちなどに伝えています。

子供たちに環境保護の話をするときは 「実体験させてわかりやすく」が、黒谷さまのモットーだそう。
省エネ住宅を作りたくて、太陽光発電を導入。 風通しのいいお住まいのおかげで、作った電気は、ほとんど電力会社に売っているのだそう。

知恵の「つながり」が、節電をもっと楽しくする。

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私は、節電には人のつながりが大事だと思っているんです。活動していると、いろんなつながりができる。エコだけのつながりだけじゃない。芸術でつながっている人もいたりします。それに、今は小学校でエコの授業があるから、保護者も、すごく興味を持っている。特に「ママ友」さんたちのネットワークや行動力って、本当にすごい。一緒にエコや節電の工夫を広められればと思っています。それに、人生の先輩たち、お年寄りからも生活の知恵をいっぱい聞かせてもらえればと思っています。本当につらい体験をされてきた世代だから、いろんな知恵を持っておられる。お年寄りも、そういった知恵を声に出して欲しい。 エコが、地域や世代をつなぐきっかけ、コミュニケーションツールになればいいなって考えています。面白いツールだと思います。エコっていうのは。すべてが生活に密着しているから。そう考えると、ワクワクする。

風通しをよくして、エアコンいらず。

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学校のエコ回収委員をやっていた時に聞いたのですが、瀬戸内海に向いてる住まいは、昔はみんな風の向きを考えて建てていたから、エアコンはいらなかったって。 ですので、この家を建てる時には生活動線のことはもちろん、風の向きや流れも考えて設計してもらいました。地震のことを考えたら大きな窓はつけられないので、小さな窓でも風がうまく抜けやすいように、風が流れる方向に窓をつけてもらって。だから、エアコンは、生活動線の集まるリビングに一台だけなんです。夜に浜風が吹き出したら、使わなくても涼しいです。

第2回へ続く

直伝とってもエコ!保温調理でプリンづくり

  1. 容器にプリン液を入れ、さらに1/3ほど水をはったお鍋に入れる
  2. お鍋を沸騰させ(IHなら約1分)、そのあと弱火で2分あたためる
  3. お鍋を火から下ろして新聞紙にくるむ(ヤケドにご注意)
  4. 新聞紙が広がらないように大きな布などでくるめば、約20分でできあがり!
節電のポイント